じょぶ日記

社蓄の一生

凡人、ゆるふわ英語勉強法

巷で話題の英語勉強法ですが、今日は自身の経験から、英語をネイティブと対等に話せるまでの凡人のゆるい勉強法を書こうと思います。

 

国際舞台での活躍を夢見ていたので、社会人になるちょっと前から英語と中国語の勉強を始めました。今では、英語はビジネスレベルで使えて、中国語は日常会話程度でビジネスで使うには程遠い…といったところです。

TOEICは500点くらいから900点くらいにアップ。中国語もHSK3級から始めて5級というとこまで。英語だったら、メール、プレゼン、議論が可能。中国語だったら、出張先で問題ない程度ぐらいには喋れるようになりました。かれこれスタートから2年経ちます。

 

海外経験一切なし、大学入試も、最低点はいつも英語でした。

基本的に、座学は嫌いで、30分も机にしがみつけないタイプなので、色々思考錯誤しました。しかしながら、野望は大きく、目指す語学レベルは、ネイティブと楽しく会話&議論できるようになる、でした。

とにかくじっと勉強する以外の何かで身につけたい、という思いで始め、有効だった方法をいくつか紹介します。

 

1.通勤電車 BBCニュース(耳)

最初は何言ってるか、マジで分かりませんでしたが、2年間、ずっと行き帰りに聞いていると、あら不思議、聞き取れるようになってきます。無料のBBCラジオアプリがあるので、それがおススメ。怠惰な僕にとっては、聞き流すだけで、ネイティブの発音に対応できるようになったので、惰性で続けてきてよかったなぁと思ってます。

 

2.海外ドラマのシーンをずっと言う(耳、口)

お気に入りの海外ドラマを見つけたら、何周もしましょう。そして、お気に入りのセリフを見つけたら、何度も繰り返す。これで、2年もやってると、口も耳もネイティブ発音に大分慣れてきます。自分は弁護士ドラマの「Suits」が好きで、I'm gonna sue you.(訴えてやる) とか This deposition is over.(この供述録取は終わりだ)、get your shit together.(しっかりしろ、なんとかしろ)とかそんな言葉ばかり覚えてましたが、今思うと、ほとんどビジネスシーンだったので、中々仕事で役に立ってます。Consider it done.(任せて下さい)とか、Do you want to see me?(お呼びですか?)とか、簡便な表現ですが、多くのネイティブの言い回しを知ることができました。

 

3.Evernoteに単語メモ、たまに見返す(語彙)

机に座ってどーこーする、のが嫌なので、仕事中に使える表現だなとか、ドラマを見ていて、かっこいいなとか思ったら、まずEvernoteにメモして、気が向いたときに見返す癖をつけてました。大事なのは、作業がめんどくさくない、ってことの一点で、代替できる何かがあれば、それでもいいと思います。なんだかんだ言って、レベルアップのためには、単語も大事っす。

 

4.自分の仕事にまつわる記事を英語で読む、BBCが読み易いのでおススメ(目)

書いておきながら、めんどくさいので、あんまりしてません。でもまあ、自分の得意なフィールドくらいは、読み続けてると、背景知識もあるので、頭に入りやすいです。

 

5.日本人が英語でやってるプレゼンを聞く(口)

いきなり喋る方を、ネイティブレベルにするのはムリなので、同じ日本人が、英語でプレゼンしている動画をYouTubeで拾ってきて見ましょう。聞き易く、使い易い表現がたくさんあるので、手っ取り早くそっちをパクっちゃいましょう。慣れてきたら、ネイティブのを聞きましょう。背伸びをしないことが肝要です。

 

おそらく、語学とは、文法、単語をある程度覚えたら、ひたすら実践あるのみなのではないでしょうか。どんな形でもいいので、長い間使ってたら、できるようになる、そんなもんです。多くの人は、短期間で上達という甘言に踊らされて、早期でリタイアしていきます。なので、努力嫌いの人にとって、一番大事なのは、長期化しても続けられるようなゆる~い勉強法です。

 

中国語も、単語、文法をある程度抑えたら、あとは中国ドラマとラジオをひたすらぼーっと聞いてます。

 

一億総活躍という、過去には考えられないスローガンが掲げられている昨今ですが、頑張らなくてもいい、ゆるい継続が実を結ぶ、そんな世の中がいいですね。