ロイヤリティのススメ(マインドセット編)
ロイヤリティはサラリーマン生活を自由にする武器の一つです。
今日の焦点は、いかにサラリーマン生活を謳歌するか、ということにします。
周りを見ていると、うまくいっていないサラリーマンのストレスは人間関係にある気がします。まず前提として、育ってきた環境が違う赤の他人と折り合いをつけていく日々が社会的動物である我々の使命です。仕事のやりがい云々も結局のところ、周囲から評価されて、はじめて達成感を味わうことができるのですから、人間関係の円滑化が、サラリーマン生活の鍵となるのは言うまでもありません。そもそも、人間関係めんどくさい系の方は、個人でビジネスやるとか、そっちを考えましょう。
私が考えるロイヤリティとは、決して見返りを求めない無償の愛です。うわ、気持ち悪い。と直感的に思う方もいらっしゃるとは思いますが、まずは話を聞いてください。
皆さん、よく勘違いされているのが、仕事はビジネスだから、ビジネスライクな付き合いこそ、理想的な人間関係の在り方だということです。大体そういう方にありがちなのが、仕事で結果出せば文句ないでしょと言った冷たい態度。成果の割に、評価されず、本人はどんどん腐っていきます。周りが望む成果にそぐわない、独りよがりな仕事だってことが多々ありますが…。
さて、こんな殺伐としたビジネスの世界を生きる中で、オアシスがあるとすれば何でしょうか?はい、無償の愛です。手放しで自分を助けてくれる存在です。
というわけで、コピーとりだろうが、資料のリバイスだろうが、つべこべ言わずに全部引き受けてしまいましょう。仕事とは人が作るもので、人にはそれぞれの癖があります。それを先回りして知ることで、周囲の人間の満足度を向上させましょう。このとき大事なのが、自分の損得勘定を一切はさまないことです。人間、自分が一番可愛い感出してるとすぐバレますから。あくまで、奉仕活動だと思ってやることです。
そうなると、まぁ上司に対するロイヤリティだったと仮定して、上司はあなたがいないと困ってしまうようになります。だって、資料の好みだって、1言えば10分かるんだし。圧倒的に手間が省けますよね。そして、難しい仕事程、あなたに降ってくるようになります。
これを数カ月ほど乗り越えると、仕事を通じた信頼関係が築かれ、相手も手放しに信じてくれるようになります。同時に、難易度の高い仕事をこなしていたせいか、スキル的にもレベルアップ。
というのが、おおまかな自分の経験則です。同僚からはいつもヘラヘラしてるだけで、上司から可愛がれて許せない!と嫉妬心を抱かれるのですが、なんてことはない、無償の愛を振りまいていただけなんです。
次回は、もう少し、具体的な行動に落として考えていきたいと思います。